Peck's Favorite

エンピツ日記『ペックのお気に入り』の続編です

時間管理

私の勤務先から課される今年度の通信講座で、現支店の管理職として1000字程度の小論文の提出を求められています。ちなみに今回私が選んだテーマは「時間管理」について、今日は日中にPCに向かって作文をしていました。せっかくなので日記の方にも文章をアップしておきます。1時間半程度で内容を精査せずさーっと作成したので稚拙な言い回しにはご勘弁を。

 

『支店の収益管理において時間管理は重要な課題であり、特に残業時間の削減は大きなテーマである。直近ではサービス残業長時間労働による労働者の疲弊が社会問題化しており、各企業に対し「働き方改革」を求める社会の関心が日々高まっている。当〇においても数年前より時間管理は印鑑・OPカードの収納時間と連動するシステムを採用しており、支店毎に残業時間の長短に差があることから労働環境の整備や法令順守と併せ喫緊の課題に直面している。特に私が勤務する現支店では昨年度の営業成果と残業時間を検証しその費用対効果に大きな乖離があり、今年度は各人が生産性を高めるべく時間管理について意識改革を実践してきている。上半期が終了し現時点で7か月が経過、その効果は徐々に浸透し成果に結び付きつつあり、下半期は更なる改善を図るべく管理者と各人が一丸となって努力する方針である。

〇〇である私が今年度の時間管理の課題として各人に実践を促したことは①仕事の優先順位選別②スケジュール管理③人件費のコスト意識、以上の3点である。先ず①は各人に現在抱える仕事に対する優先順位の選別、特に長時間残業が常態化しやすい融〇役席・営業は案件進捗管理の整理を行うと共に、法令順守・トラブル防止の観点より検証し効率化を図った。また、内勤には一日のスタート時に「今日やるべき」仕事を選別させ、営業時間内の完遂を徹底することで時間管理の意識を高めることができた。次に②は各人が効率良いスケジュール管理を徹底する、完遂までの時間を逆算し行動することで時間管理の効率化を図った。特に営業は目標達成の過程において長時間労働を前提とする時間配分が常態化しており、私も含めた管理者も「成果を上げれば良し」とする風潮があった。そこには時間管理に対する甘さと共に緊張感の欠如が残業時間増加の要因であると考え、各人が改めて計画的な行動管理を徹底することで今年度は改善が図れている。最後に③は各人が人件費のコスト意識を高めることで時間管理の重要性を再認識させ、係間や営業・内勤の連携が進み支店運営の効率化を図ることができた。それまで各人は時間当たりの人件費の認識が希薄であり、改めて各個人の人件費残業単価を算出し確認したことで課題解決への意識が高まった。特に正社員に対してはパート・嘱託との役割分担、賞与支給の有無など雇用契約上の観点より「やるべき仕事」「求められる能力」など時間管理と併せ再認識できたことは有意義であった。』